「コンフォートゾーンの作り方」苫米地英人の感想 TPIEとは

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コンフォートゾーンの作り方 TPIEプログラム [ 苫米地英人 ]
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「コンフォートゾーンの作り方」は苫米地英人の目標達成、能力開発プログラムの本です。

この本は、TPIEといってルー・タイスなど脳科学や心理学の権威達が作り上げた能力開発プログラムの本です。

よくある自己啓発の本とは違ったことが書いてあり、どっちが正しいの?と思うでしょうが、心をまっさらにして読んでみることをおすすめします。

苫米地英人はたくさんの本を書いていますが、「コンフォートゾーンの作り方」はその中でもかなり分かりやすい部類の本です。

ただ、概念というか考え方を理解するのに少しばかり手間取るかもしれませんね。

特有の用語もたくさん出てきますし。

「コンフォートゾーンの作り方」、つまりTPIEプログラムは、私が今まで学んできた自己啓発の知識と相容れない部分が多々あるので、今のところ実践してみようとは思いません。

しかも、難易度は高めに感じます。

ただ、今のやり方で詰まってしまったと思ったら手を出すかもしれませんね。

もちろん他の自己啓発の部分と重なっているところもあります。

脳科学や心理学のプログラムですからね。

「コンフォートゾーンの作り方」なので、まずはコンフォートゾーンとは何か説明します。

コンフォートゾーンとは、言ってれば安心領域のことです。

自分が緊張せずに、無理なく自然に行動できる範囲と言えば分かるでしょうか。

例えば近所のよく行くラーメン屋。

別に緊張せずに気楽に行けますよね。

じゃあ何万円もするような料理が出てくる超豪華レストランに行ったらどうでしょうか。

食べ方が分からない。マナーはこれでいいのか。服装は大丈夫か。周りから浮いてないか。

色々考えてしまって気楽にというわけにはいかないでしょう。

近所のラーメン屋はコンフォートゾーンの内ということになります。

超豪華レストランはコンフォートゾーンの外です。

コンフォートゾーンは、場所だけではありません。

例えば年収1000万円目標にしたらどう?と言われたとします。

ええ?年収1000万?馬鹿言っちゃいけないよ。現実的じゃないよ。

そう思うのなら、年収1000万円はコンフォートゾーンの外ということになります。

逆に、年収1000万?ああ、いける、いけるよ。

去年までそのぐらいだったし大丈夫大丈夫。

と思うのなら年収1000万円はコンフォートゾーンの内です。

人はコンフォートゾーンの外にはなかなか出ようとはしません。

自分の安心できる領域じゃないのですから、当たり前ですよね。

でも、自分の可能性を広げたいなら、このコンフォートゾーンを広げる必要があります。

コンフォートゾーンは広がるものなのです。

例えば小学生に入る前は、隣町に行くのも冒険だったと思います。

でも大人になった今は、すいすい気楽に行けますよね。

隣町どころか飛行機で日本中行けるでしょう。

コンフォートゾーンを広げることは誰でもできます。

「コンフォートゾーンの作り方」TPIEプログラムは、どうすればコーンフォートゾーンを広げることができるかの本と言ってもいいかもしれません。

先ほど、よくある自己啓発とは違うことが書いてあると言いましたが、それ何かというと、

ゴール、つまり目標はコンフォートゾーンの外に設置すること。抽象度の高いゴールにすること。

と書いてあるのです。

普通の自己啓発は、目標は具体的にすること。と言われていますよね。

でもTPIE的には、そんなゴールはダメなのです。

高いゴールを設定すること。それが大事なのです。

そしてそれは現状の外側にあるのですから具体的には見えません。

仮に数値目標を持つとしても、現実的なレベルではダメです。

高いゴールを設定してこそ、そのギャップにより強いエネルギーが生み出されるのです。

ただ1つ問題があります。

それは、ゴールにリアリティを感じないといけないということです。

ゴールに臨場感を持たないといけないのです。

ちょっとちょっと。自分の外側にある目標にリアリティなんか感じられますかね。

そもそもリアリティを持てるゴールはよくないんじゃなかったんですかね。

おかしくないですかね。

そう思うのは普通です。

確かにコンフォートゾーンの外側、自分の現状の外側、抽象的な高いゴールにリアリティなんか持てません。

持てませんが、持たないとゴールにはたどり着けないのです。

ゴールに向かうエネルギーが生まれないのです。

じゃあどうするか。どうやってそんな無理無茶無謀をやれるのか。

それが、アファメーションというものです。

アファメーションは聞いたことがあるかもしれませんね。

それと、未来つまりゴールから考える必要があります。

普通の人は過去から物事を考えます。

昔はこうだったから、未来はこうなるだろう。

お前は昔ダメだったから、将来もダメだろう。

もちろんそれではTPIE的にダメダメです。

他に色々とTPIE的な独自の考え方はあります。

「コンフォートゾーンの作り方」にはそういうことが書いてはありますが、1回では頭に入らないでしょう。

何回も何回も読んでください。

この本にはCDがついていますが、これはTPIEがどういったプログラムなのか説明しているだけのCDです。

一応トレーニングが1つ説明されています。

そのトレーニングの内容を聞けば、????となるでしょう。

え?そんなことやるの?という内容です。

でもTPIEというのはそういうものなのです。

現状の外側に行くプログラムですからね。

このCDは音声でユニット1というセリフが出てきますが、「苫米地式 目標達成プログラム」のユニット1です。

TPIEを本格的にやろうと思うならこちらに挑戦するのもいいと思います。

↓↓↓

『苫米地式目標達成プログラム』

「コンフォートゾーンの作り方」の帯には、聞くだけで目標達成できるCDと書かれていますが、もちろんそんなことはありません。

TPIEプログラムをきちんとやらないと目標達成はできません。

今まで自己啓発を色々やってみたけどダメだった人は、やってみるのもいいんじゃないでしょうか。

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